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白の美しさと強さ

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白というと 染まりやすいイメージがあるが 今回は、白の美しさと強さを 感じる出来事があった。 先日、 相原求一朗 の軌跡展を 見に美術館へ行った時の事。 彼は人生の後半を、北海道に拠点を 置いた画家である。 黒輪郭を用いた画風から 抽象的なモダニズムとの試行錯誤 そして細やかな描写へと変化していった。 描き方は変わっても 色の使い方はそれ程変わっていない。 冬の風景画が多く どんよりとした灰色の空や雲 黒っぽい山肌や針葉樹 焦げ茶色の大地など 暗めの色が大半を占める。 その中に雪や壁、白樺など 白の美しさが際立つ。 暗い色調の中で 光を放っているように見え そのお陰で絵を重苦しく感じずに 見ることが出来たのである。

基本の重要性 膝のプッシュ

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基本的なことに慣れてくると 上達したいが為に難しいものを 習得する事に集中しがちになる。 そして、停滞することがある。 そういう時は一度、基本に返り その後に再び行ってみると 案外すんなりと出来ることがある。 最近はプラットフォームで 過ごす時間を減らした。 Marikoさんの blog を読み 素足の状態で膝をプッシュする時間を 増やしたからである。 というのも、プラットフォームは クラシックの靴よりも底が厚く 拇指球をプッシュしづらい為 膝をプッシュするのも、この辺りが 限界だと以前から感じていた。 プラットフォームに慣れる事を優先してきたが 試しに素足で膝をプッシュした後に プラットフォームに履き替えると 膝が更にプッシュ出来るように なったのである。 基本の大切さを再認識したのである。

気が付かない美しさ

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見慣れた日常の景色を 目新しく感じる事はない。 ふと、窓に目を向けると 綺麗な雲と青空が見えた。 いつもと変わらないはずなのに 何故そのように感じたのか。 目線の高さが違っていたのである。 通常だと空や雲の他にも 建物など様々な物が目に入る。 この時は、青空と雲だけが見え 他の物が一切映らなかったのである。 子どもと同じ目線。 あの子はいつもこの景色を見ていたのかと。 視点を変えれば、 何気ない日常の中でも美しさが見えてくる。 今回子どもから学んだ事である。