官能美の種



色気、官能的というと
苦手意識がある

女性にとって日常的に話題にしたり
意識を向けやすい土壌ではなく

男性に受ける為に
作られたものが多数で
女性から見て
素敵だと思えるものは少ないから

猥褻に感じるか否か
その違いは何なのか

色香を感じる演技をされる方の
話を幾つか見てみると

ある女優さんは
ビジュアルだけでは成立せず
感性も必要だと
その人が秘めた毒や傷に繋がっていると

ある歌舞伎役者の女方の方も
人は生まれながらに
傷を持っているように思うと

生きていれば、誰しも
大なり小なり傷つき
癒えることもあれば
古傷が残ることもある

誰にでも官能的になれる要素は
持っていると言うこと

その傷を自分の感性を使って
美しく表現出来たときに
自分の官能美に
なっていくのではないだろうか。

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