杖をつく人生は他人事とは言えない




冬になると杖をついた
シニア世代の女性が増えたように感じる

猫背のズボン姿で、がに股
膝が開いて曲がった状態

転倒しないようバランスを取るためで
望んでその姿になったわけではない

数十年もの間、何気なく歩き続けて
年を重ね、いつの間にかこうなっていた

冬になりパンツ姿が増え
年齢を問わず、膝を開いて歩いている人が
案外多いことに気が付く

だから他人事とは言えず
脚の内側の筋肉を意識せずに
何十年も歩き続ければ
同じ路を辿る事も充分にあり得る

杖をついた女性というと
弱いイメージを持ちがちだが
それを払拭するマダムを見かけたことがある

飛行機のタラップを
降りるのを待っている時
赤いロングコートに帽子を被り
ヒールを履いていたマダム

貫禄がある方だと思いつつ
よく見ると杖をついていた
杖に頼るのではなく
杖がさり気なくエスコートするように見えた

今からでも遅くはありません
先ずは携帯で今の立ち姿を写真に撮って見る
そして立ち止まっているときに
膝と頭をプッシュすることから始めてみる

うまくいかなくても気にせずに続けてみる
それでも挫けそうな時には
赤いロングコートの杖をついた
貫禄があるマダムが
いることを思い出してほしい

1年後にはきっと違う姿が見えてくるでしょう


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