藤田嗣治と猫とシャーマン
藤田嗣治は、おかっぱ頭に丸眼鏡をかけた
風貌の芸術家
写真を見たら、見覚えがあるという人もいるだろう
今年で没後50年になることから
数カ所で展覧会が開かれている
札幌でも道立近代美術館や三岸好太郎美術館の
シャーマンコレクション展で、
藤田の丸眼鏡や作品を数点見ることが出来た。
彼は戦後、日本で画家をするのが難しい状況になり
画家として生き抜くために海外へ行くしか
道がなかった。
シャーマンからすると藤田は憧れの人であり
藤田からするとシャーマンは自分の作品の
理解者であり、窮地を救ってくれた恩人
彼がいたから、フランスで画家として返り咲く事が
出来たと言っても過言ではない。
猫の版画の銅板をシャーマンに贈っている
その刷られた版画が片隅で販売されていた
シャーマンの功績を知ってもらうためのものらしい
毛が柔らかで気持ちよさそうに寝ている姿が
愛らしいだけでなく、同時に動物の匂いも
感じられそうなものだった。
パンフレットの写真を載せることはできないため、
似たポーズの猫の写真にしています。
版画を見てみたい方は、題名をGoogleに入力し
画像検索をしたら出てきます。
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